奥出雲多根自然博物館 ✳︎泊まれる博物館✳︎

ホテル

こんにちは。みかんちゃんです。

今日ご紹介するのは、島根県奥出雲にある、「奥出雲多根自然博物館』さん。
夫の実家が島根なので、年に1回島根に行くんですが(すくな!)、
今までは愛知県からだったので飛行機で行ってたところが大阪になって車でも行ける距離になり、
レンタカーで帰省しています。
なので、せっかくならと思い、今年は義実家だけでなく他のところにも泊まりに、遊びに行ってきました。

こちらのホテルは博物館と一緒になっていて、なんと全国で唯一博物館に泊まれちゃうんです!!
もう聞いただけでワクワクしちゃいますよね!
では早速ご紹介します♡

アクセス

電車を利用の場合
JR木次線『出雲八代駅』より歩いて20分
※事前に連絡を入れれば、『出雲八代駅』⇄『博物館』のシャトルバス送迎をしていただけるようです。

車を利用の場合
松江市より県道松江木次線、玉湯吾妻山線経由で1時間 
松江自動車道(やまなみ街道)高野ICより40分、三刀屋木次ICより20分
※道中かなり急なヘアピンカーブがある山道を通りました。冬は要注意です!

外観

早速恐竜がお出迎え。建物自体は結構年季が入っていました。
こちらなんと、あの『メガネの三城』の創業者、多根良尾さんの構想の下に建築された自然史博物館だそうです。そんな繋がりがあったとは!

エントランス・フロント

館内に入ると、大きなアロサウルスが迎えてくれます。
大きすぎて頭まで入れられませんでした。笑

この先に小さく見えるのがフロントです。
宿泊なしの博物館の入館受付と同じになっているので、一般的なホテルのフロントという感じではなかったです。

恐竜のぬいぐるみやフィギア等のおみやげも売られていて、ちゃっかりパパに買ってもらっていました。

お部屋

お部屋は全部で19室。バス・トイレ付きのお部屋は2部屋のみで、残りはバス・トイレなし。
『えー!!お風呂もトイレもないのー?』ってなりますよね。
私もそのうちの1人です。バス・トイレ付きを予約しようと思ったのですが、なんせ2部屋しかないので埋まってました。
今回予約したのは、『3人部屋のトリプルルーム』

とってもシンプルでした。ベッドが3つにデスクが1つ、テレビや冷蔵庫、ポット、紙コップなどは用意されていました!
そして嬉しいのが、子供が喜ぶリアル恐竜のおもちゃが2体置いてありました。
我が家の娘たちは今恐竜にハマっており、2人で恐竜ごっこをして遊んでいました。笑

ベッドの寝心地は、正直実家の古いマットレスのようでしたが(どんなんだよ笑)、寝具専門店の『菊屋さん』安眠寝具(枕・枕カバー・マット)が使われたお部屋もあるようです。

トイレ・お風呂

トイレは各フロアにあって、各部屋からもすぐの位置にありました。
だいぶ年季は入っており、和式と洋式1つずつでしたが、おむつ替え用のベビーベッドも用意されていて、使い勝手は全く問題ありませんでした。

洗面所はトイレの横にこちらも男女分かれて用意されており、女性の方には暖簾で少し目隠しされていました。写真がなくてごめんなさい。

そしてお風呂は3階に共用浴室がありますが、なんと宿泊者は博物館すぐ近くの温泉『佐白温泉 長者の湯』に入り放題なんです!!なんて嬉しい♡

佐白温泉 長者の湯

温泉は博物館から約徒歩1分のところにあります。ホテル出てすぐ前に見えます。

地元の方でしょうか。早めの時間にお邪魔しましたが、お客さんもたくさんいらしてました。

こちらの温泉ではお食事もできるようなので、ホテルで夕食をつけていない方は、こちらでいただくのも良さそうですね!(我が家は近くのピザ屋さん『Olive』さんでピザをテイクアウトしました!)
他にも新鮮なお野菜やお土産の販売コーナーがあったり、広々とした休憩スペースがあったり、ゆったりとくつろげることができました。

肝心な温泉については、少しぬるめ(あっちちじゃない)で、つるつる系のお湯で、お肌しっとりになりました。
広くはないですが、屋内風呂と露天風呂があります。露天風呂ではひぐらしの声も聞こえてきました!
ぬるめで気持ちよくて、ついつい長湯してしまいそうでした。

ナイトミュージアム

さて、お次はメインイベントのナイトミュージアムです。
宿泊者のみ参加可能で、19時から21時まで自由に入館可能です。17時からは、『博物館クイズ』もあるので、ナイトミュージアムと合わせて参加するのがおすすめです!

入館前に受付でライトとクイズの問題・回答用紙を受け取り、いざ探検!

暗い博物館とかわくわくしちゃいますよね♡足元をライトで照らしながら進んでいくと、こちらも早速大きな恐竜の骨が出迎えてくれます。ライトアップされていて、とっても綺麗でした。

床に出現するプロジェクションマッピングもあって、子供たちはそれに釘付け!
ひたすら再生させて恐竜に乗った気分になって遊んでいました。

2階にはこんな『映え』なところがありました。
とっても綺麗♡

2階にも床に映し出されるプロジェクションマッピングがあり、そこでも子供たちはアンモナイトたちを追いかけて遊んでいました。

気づけば大人がクイズに夢中に。笑
これが簡単ではない!暗いから余計に見つけづらく、ライトを照らしながら答えを探したのですが、2つだけどうしても見つからず…。
適当に最後は答えを選択しました。


採点は受付でライトを返却ともに行ってもらいます。
気になる点数は…80点!
適当に選んだ問題は見事に2つとも外れていました。笑それでも参加賞として記念品がいただけて、娘たちもとっても嬉しそうでした。

ロビー

3階宿泊階にはライブラリースペースがあり、たくさんの本や恐竜パズルまで用意されていました。
こちらのロビーは、宿泊者以外のお客さんや地域の方も利用できるようで、だんらんの場にもなっているみたいです。

朝行った時には、ライブラリースペース横の展示コーナーも開いていました。

ランドリー

洗濯機と乾燥機もあり、宿泊者は無料で利用できます。1つしかないので、譲り合いですね。

日中の博物館

帰りにもう一度博物館に行きたいという娘の要望に応えて寄ってきました。

明るいとクイズでどうしても探しきれなかったものがあっという間に見つかりました!
プロジェクションマッピングはナイトミュージアムのみで、日中はないようです。

朝食

食事は6階のレストランにていただけます!
エレベーターのドアが開いたと同時に見えるのが、奥出雲の素敵な景色!
とっても緑豊かで、もうそれだけで満足!久々に見た景色でした。

食事は和食と夕食から選択できます。どちらにするかは、宿泊のチェックイン時に選択します。
和食は「仁多米を美味しく食す」がコンセプト、洋食は「老舗のパンと平地飼い卵のおいしさ」をコンセプトにしているよう。『仁多米』、恥ずかしながら初めて聞いたのですが、『東の魚沼、西の仁多米』と言われる程のお米だそうです。洋食のパンも、70年続く老舗パン屋さんのパンが食べられると聞き、悩みに悩みまくったのですが、ここはお米が気になるところで…。普段面倒くさくて朝食はパンにしているので、こういう時こそ和食が食べたくなってしまうのです…。

なんと、土鍋で炊いた炊き立てのご飯が食べられるぅぅぅ!!
蓋を開けた瞬間炊き立てのご飯のいい匂いがふわっと広がりました。そして一粒一粒がしっかりしていてツヤツヤで甘い。土鍋で炊いているので、一番下にはおこげもあって、もうご飯だけでも十分なくらい美味しかったです!もちろんおかずも美味しかったです!お味噌汁は島根県らしくしじみ汁。朝から最高でした。

キッズメニューもあります。前日20時までに要予約ですが、850円で子供用もつけてもらえます。お子様ランチ大好きな娘は大喜びでした♡

まとめ

ラグジュアリーステイを求める方には向かないと思いますが、個人的にはとても良かったです。
ベッドの上で恐竜の人形を使って子供たちと遊んだりお話したり、ナイトミュージアムで力を合わせてクイズに挑戦したり、ライブラリースペースでパズルを楽しんだり…。家族団欒な時間を過ごせて、より家族の仲が深まったような気がします。

そして共有スペースで他の宿泊客の方とお話したり、一般的なホテルではなかなか味わえない経験をして、なんだか修学旅行や合宿を思い出しました。

何よりスタッフの方がとても親切で、泊まってよかったなと思えるホテルでした。

最後は入り口にある被り物をかぶって記念撮影♡これだけでも楽しいですよね♪

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